はっしいの日記   後編

                                     10/30 すさみ  湾内

  

 いよいよ初めての湾内ダイブだ!!しかし湾内ダイブというと透明度が悪いイメージがある一応現地スタッフに聞き込みを開始すると明るい声で「2日前はスコーンと抜けてましたよ!」え!?ほんとに〜?何ともうれしいお言葉だった。ちょっと安心しつつも2日前というキーワードを胸に引っかかりながらもその言葉を信じることにした。しかし上からのぞくとあきらかに透明度が悪いのがわかったのであるが、まぁ少々透明度が悪くても次の講習はナビゲーションなので楽しむ暇もないし、タツノオトシゴがみれたらみんな納得するだろうと甘いことを思っていた。

 そしていよいよ初湾内ダイブである。私の頭の中には透明度ということよりもすでにタツノオトシゴだけが頭の中によぎっていた。なぜなら今年は一回も見ていないからである。うきうきした心を抑えながら生徒たちににやけた顔をばれないように気を配った。

 スロープを降りて背の立つところから潜行開始...。確かに透明度はあまり良くない3〜4mというところか。そして、とりあえず講習そっちのけでタツノオトシゴ探しを開始!!....そこから恐ろしいことが起こった。とっ 透明度が徐々に悪くなっていくではないか。気がつけば透明度2mまで落ちてきた。とりあえず透明度の良くなるところまで潜ってみよう。深度計が8mを指したときさらに恐ろしいことが起こった。いきなりなりナイトダイブがスタートしたのだ。いやいや落ち着け、ダイビングの基本は落ち着くことだと自分に言い聞かせる。 落ち着いて時間の再確認をすることにした。時計の針はまだ3時前を指している。シチズンのダイバーウォッチは私の腹時計よりも正確であるのは衆目の一致するところである。ではなぜだ!?よく見ると水底は泥の海であり、みんなで一生懸命巻き上げていたのだ。やばい!!ここで見失ったらタツノオトシゴが今年は観れない!!幸いにも参加人数が少なかったのでぼやーと生徒らしきダイバーは確認できる。蜃気楼でないことを祈りつつ深度を上げていく。やっとはっきりとみんなの無事な姿が見えてきた。時間がなくなってきたのでタツノオトシゴはナイトダイブのお楽しみにとっておくことにして講習を無事に終えることができた。

  p.s.ナイトダイブは、はっしいに似た腹のでっかい雄のタツノオトシゴを見ることができた。

  波の高さ   0m

  水温     23度

  透明度    4m〜50cm 

  今日の教訓; 2日前の情報は信用しない。